2008/06/17

墨象画家







 先日、墨象画家の上甲カネコさんのお宅にお邪魔しました。

上甲さんはバンクーバーに移り住んで18年になります。お年は 多分 私の母くらいとだけにしておきます
日本に住んでいらした頃、サロン ド メ で入賞され 作品がフランスで展示されました。
他にも審査員賞も取られたことがあります。 墨象とは 墨を使って描く絵なんですけど 私は 今回
初めて知りました。上甲さんの作品は抽象画で素敵なタイトルがそれぞれ付いてます。
日本に住んでいたら 私なんか とってもお宅に遊びに行く なんて考えられないけど ここでは
年齢の差は問題では ないんです。 いろいろなお話を伺い お夕飯までご馳走になって 気が付いたら
夜の10時、日が長いので 時間の感覚がなくなってしまうんです。
素敵なお友達ができて とっても幸せ、これから ちょくちょく お邪魔する予定です。

写真は上甲さんの作品、風の中の声、遠い星の声が聞こえる、乱れる です。
そして、ベランダにある3千年前のエンドウまめ。 ツタンカーメンのお墓に入っていた種から
育てられた物だそうで もう 20年くらい 毎年 種(マメ?)を取って 翌年にこんなに元気に育てる
そうです。
景色は、ベランダからの眺め、イングリッシュベイ、反対側のヴァニエールパークです。
ちょうど満ち潮になるころで 海の水が陸地の方に 流れているのがはっきり見えて ちょっと不思議な
気持ちになりました。だって あの遠い 地球より小さい月からの引力で 大きな海が動いているなんて
普段は気にも止めなかったけど 自然の力を感じました。


上甲さんのコンドには こんな作品がたくさんありました。

2008/06/12

卒業

 先日 今年はいつまで経っても肌寒い て書きましたが 6月10日までに平均気温11.8度
 1937年以来の寒い6月だそうです。 こんな事で記録を更新しなくても良いのにぃ。
 今 バンクーバーは卒業シーズンです。
 大学は4月中に終わって 9月のレイバーデーの翌日(9月の第一月曜日がレイバーデー)まで
 学校はお休みなので 学生たちは旅行に行ったり、 新学期の授業料を払う為に働きます。
 6月は小学校、高校の卒業です。 我家の2人の娘は小学校の卒業式のあと リムジンカー(12人くらい
 乗れる長ーい車)に乗って 市内をクルクル回って来ました、が 高校の卒業となるととっても派手なんで
 す。日本だったら 高校卒業 次は 大学 て云うケースが多いですよね、でも ここでは 高校を最後
 まで終わらせないで 途中で辞めてしまう子が結構多いんです。日本と大きな違いは 高校はその気に
 なればいつでも卒業できるんです。 勿論 19歳以上は普通の高校には行きませんが アダルトスクール
 や通信教育で何歳になっても卒業できます。 また 高校を卒業しても直ぐに大学に行かない子も多いです
 まずはブレーク とか云ったり、東南アジア、オーストラリア、ヨーロッパなどに旅行に行ったりりしま  す。大学は 自分が本当に何を学びたいか、何の資格を取りたいかはっきり決まってる子が行きます。
 だから 高校卒業後4年以上経ってから大学に行く人もいます。 日本と違って 弾かれたレールの上を
 好きでもないけど みんなが行くから行く と言うのではなく 自分の意思で決めて行く人が殆どです。

 さて 高校の卒業の話しに戻りますが 高校卒業まで行かない子が結構いると書きましたが そのため
 高校卒業って 人生の中でも大きいイベントなんです。
 その高校によって違いますが 娘たちが行った高校は まずは3月頃に生徒と一部の父兄が企画した
 パーティーがありました。みんな女の子はロングドレス、男の子はタキシードやスーツを着て どの子も
 映画の中から飛び出してきたみたいに、美女、美男になります。
 長女はたしか 全て黒のロングドレスで通しましたが 二女はプロム(卒業パーティー)と卒業式と
 2着洋服を作って大変でしたョ。マニキュア、ヘアーセット と結婚式みたいでした。
 卒業式はダウンタウンの劇場で行い その後 ホテルに移って両親と一緒のパーティー もう真夜中近くに
 終わって その後はリムジンに乗ったり、クルーズシップをチャーターしたりと お祭り騒ぎです。
 二女のプロムのお相手は白いタキシードを着たんですよ、そして 胸に付けるブーケと娘の手首に付ける
 お花をオーダーして 2人でおそろいのお花を付けて行きました。これが仕来たりみたいです。
 写真がPCに入っていないので お見せできないのが残念ですが 機会があったらUpしますね。

 5,6月の週末はダウンタウンのいろんなホテルでプロムや卒業パーティーが行われてます。
 初めて見たときは 一体何事、誰 だれ!と思いましたが、自分の卒業の時を思ったら 羨ましい限り
 です。 私は卒業式の日 熱を出して出席できませんでした。父が代わりに卒業証書を取ってきてくれ
 ましたが それから一度も母校を訪ねてません。

 二女は高校卒業してもう5年になるのに 今だにたくさんの高校からの友達がいます。
 これも 日本と違う点ですが 殆どの子が結構近くに住んでるんです。日本の公立中学と同じで
 学区があるので 同じ地域の子が行きます。そうそう 私立校で無い限り 入学試験なしで みんな公立
 高校へ行けます。制服もないので 「あ あの制服XXXだ あの子頭良いんだぁ」やその反対もないのです
 興味がないだけで 頭が悪い、勉強が出来ない と友達同士でも決め付けない所が私は好きです。

 もう一つ 高校も教材費以外は授業料無料です! 勿論公立校だけですけどね。

2008/06/08

Triathlon





2008年 Triathlon World Championshipsが6月5日~8日まで 初めて開催されました。
500メートル泳いで、10Km自転車、4Km走る あのハードな競技ですよ。
この結果で 北京オリンピックのカナダ選手が選ばれるらしのですが、 ここ数日 バンクーバーは寒いんです。でも 真夏だって イングリッシュベイで泳いでる人って 殆どいないんですよね。水温が低いんです。
それでも、キッツプールとセコンドビーチのプールは海水を使ってるんです。子供が小さい頃は時々行きましたが、お水 冷たかったです。 Triathlonの話しでしたね、 普通は水温が21度くらいなんですって、
それが バンクーバーの週末の水温 11度とか、冷たすぎるので30分以上は水の中にいてはいけません
てなことになり、 この試合で初めて 何組かの水泳がキャンセルされてしっまたそうです。
せっかく 世界各国から集まって来てくれたのだから 良いお天気の中 行って欲しかったなぁ、それより
水泳をキャンセルされた選手 可哀そう!

直ぐ近くだから ちょこっと見に行けば良かった と終わってから後悔してる私目であります。
見ていないので 勿論 写真 ありません。その代わりなんですが キッツァラノの横の長さでは一番
長い公共の海水を使ってるプールの写真です。 

2008/06/07

衣替え







 そろそろ セーターをしまって 夏物を出さないと と思い始めて既に数週間、明日マニアーナで
居たら 今週は何だか 冬 てほどではないけど 2月末に逆戻り、気温が12度なんて日が3日間続き
ました。 木曜日は一日中雨、火曜日も雨が少し降って、水曜日はどんより雲って 本当に憂鬱になってしまう週でした、が 金曜日の午後から急に雲がなくなって青空、ブルースカイ! お天気が良いと気持ちまで
晴れ晴れするもんですよね。 今日土曜日もまだちょっと肌寒いかな て思って薄手のジャケットを着て
出かけたけど 帰りはぽかぽか 着ていられませんでした。昨日までの世界が嘘みたい、それでも まだ
夏 と言う気温ではないんです、でも バンクーバーの人はちょっとお日様が顔をだすと もう 真夏の
服装、寒くないんですかねえ。
ダウンタウンとエアポート間を走るスカイトレイン(スカイと云っても バンクーバー市の最後でようやっと
外に出るんですけどね。)の工事も随分とすすみました があ まだまだ交通規制がされ ここに住む私たち
には とっても迷惑なことなんですけどね、 早く終わって欲しいです。
先日空港へ生徒さんのお迎えに行った時 空港の近くに新しい車両が止まってました。シルバーと青、写真を
撮りたかったけど 生憎のお天気で ダメでした。 その代わりと言う訳ではないのですがあ 工事と
オリンピックの旗の写真撮ってきました。

2008/06/02

石楠花







 またまた お花の話しなので 花に興味のない人 ごめんなさい。 でも 花を見て
 心が和まない人って、、、いないですよね。 戦争や揉め事が多い国や場所って花なんかないですものね、
 アフガニスタンのケシの花は別として、 花咲かばばあ 特使で行きたいもんです。
 先日見に行ったゴールデンチェーンが もっと見所よ と聞き行かないわけにいかないでしょう、うん?
 この言い方 合ってるかな?日本語って(英語もだけど)難しい~~。で行ったんです。
 風がちょっと ひんやりしてたけど 幸いお天気も良く 日曜日だったからか 駐車場は満車、路上駐車
 しました。 そしてゴールデンチェーン 本当にこの間よりもっときれいでした。 せっかく来たのだから ちょっと回って見ました。 小さな池には蓮の葉っぱが浮いて まだ 花は咲いてませんでしたが
 ツバメ 多分ツバメが何羽もアクロバット飛行をしてました。 ツバメってあんなにきれいな青い色だった
 んですね。 ベンチに座ってボーっと(いつもなんですけど)してツバメたちを見てるだけで 時間の経つ
 のも忘れ ピースな気分になりました。
 そして 横の小道に行ったら そこは 石楠花、つつじ、アザリアのオンパレード あんなにいろんな色が
 あるんですねぇ。 これは 写真を見て下さい。 なので 説明省略です。
 
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